矯正治療の必要性やメリットのほか悪い歯並びの例や当院のこだわりをご紹介します。

少し前までは、矯正歯科治療は子どもが受けるイメージが強い治療でした。しかし近年は、歯の健康や口元の美しさへの関心が高まり、女性だけでなく男性も治療を受ける方が増えています。そのため多様化するさまざまなニーズにお応えし、どなたでも気軽に矯正治療を受けていただけるように、一般的なワイヤー矯正だけでなく、目立ちにくい素材を使ったり、舌側に装置をつけるリンガルブラケット矯正システムをご提供したり、マウスピースを使用した矯正システムに対応したりしています。

ほかにも顎の骨に作用させて治療効果を早める「コルチコトミー」や矯正用アンカースクリューを使用した矯正システムもご提供します。幅広い選択肢がありますので、患者様のライフスタイルに合った治療法をお選びいただけるはずです。

また、できるだけ患者様のご負担を減らし、治療費を抑えることができるように、グループ医院で歯科材料や矯正装置を共同で大量購入することで一つひとつの装置の単価を抑え、治療費がリーズナブルになるように心がけています。

矯正治療を受けたいとご来院のほとんどの方は、口元に何らかのコンプレックスを感じていらっしゃいます。そこで、当院では不安を払拭し安心してリラックスしていただけるように、スタッフ全員が患者様を笑顔でお迎えし、ホスピタリティ精神を発揮して、居心地のよい環境をご提供しています。豊富な知識と技術とともに歯科診療を進めてまいります。

患者様の健やかな人生を、心を込めてサポートさせていただきます。さらにメンテナンスでの長いおつきあいを通して、日常生活はもちろん就職活動や結婚式など人生の節目のときに、思いっきりの笑顔になっていただきたいと願っています。

歯並びが悪いと口元が目立ってしまい、他人の視線が気になって、人前で話したり、笑顔になったり、食事をしたりがイヤになってしまうことがあります。しかし噛み合わせが悪いのは見た目のコンプレックスを生むだけではありません。身体にも影響を与えるのです。

たとえば、歯と歯が重なっていると汚れがたまりやすく、お口の自浄作用がはたらきにくくなってしまいます。ブラッシングでも歯ブラシが届きにくいので虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまうのです。また歯並びのせいで舌の位置が定まらないと発音が不明瞭になってしまいます。

ほかに全身への影響としては、噛み合わせが悪く食べ物を細かく噛み砕く咀嚼がうまくいかないと、消化不良を起こしやすく胃腸に過度の負担をかけてしまいます。また左右のどちらか片側ばかりで噛むクセがあると、顔貌がゆがんだり、肩こりや首こりを引き起こしたり、顎関節症が発症する原因にもなることもあります。