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お口のなかの乾燥

お口のなかの乾燥

こんにちわ❕

渋谷ルーブル歯科です🦒

 

今日は乾燥が酷いですねぇ(◎_◎;) ハンドクリームやリップクリーム、ボディクリームが手放せない季節ですね🌬

先日、奥歯にフロスをしようと大きく口をあけたら・・・ピリッと切ってしまって・・・(´;ω;`) 歯磨きするたびにビクビクしながら口をあけております((((;xДx))))ガクガクブルブル

 

そんな乾燥は、お口の中もするってご存じでしたか?

「口が乾く」「ネバネバする」「口臭がする」などの様々な症状を口腔乾燥症といいます。またはドライマウス(唾液不足)なんて呼び方もあります。

ドライマウスは、生活に必要な【食べる】【飲み込む】【話す】を困難にしてしまいます。そこまで酷くないよって思っている方でも、口腔のトラブルに繋がる可能性がありますよ💦 今日はドライマウスのお話をしていきたいと思います(^_-)

*唾液は口の健康に必要不可欠です‼

唾液には潤いを保つ以外にも多くの役割があるんです。

1⃣清浄と洗浄

2⃣口内の保湿

3⃣緩衝

4⃣虫歯を予防

5⃣細菌の抑制

6⃣保護

唾液腺障害により唾液の量や質が変化することによって、口腔乾燥が生じた結果、口渇、口腔粘膜か口唇の乾燥感、味覚異常、乾いた食物が飲み込みにくい、ネバネバ感、水を飲みたいなどの自覚症状が出てきます。

その結果、

♦歯周病の悪化

♦う蝕の多発

♦舌炎

♦口角炎

♦口臭

♦摂食・えん下障害

♦誤えん性肺炎

♦上部消化管障害

これらを引き起こす事もあります。Σ(゚Д゚;エーッ!

*薬の副作用で誰でもなる可能性がある‼

「ドライマウスっておじいちゃん、おばあちゃんがなるやつでしょ?」と考えている方が多いようですが、少し違います。

一番の原因は薬の副作用です。

一般的に高齢者の方は多剤を服用しています。その副作用で口渇が多くみられます。500種類以上の市販薬・OTC、処方薬がドライマウスの原因となります。

*改善策は⁉どうすればいいの⁉

ドライマウスを改善するには、その原因を見つけて的確に対処しなければいけません。ドライマウスは大きく分けて2つの原因に分けられます。

〈口腔内に原因があるもの〉

🦷口呼吸

🦷咀嚼回数の不足

🦷嗜好品の過剰摂取

🦷水分の摂取不足

🦷微量元素の摂取不足

🦷過剰な歯磨き剤の使用

〈全身の健康状態に原因があるもの〉

🦷シェーグレン症候群

🦷シェーグレン症候群以外の唾液腺の疾患

🦷ホルモン・代謝系の異常(糖尿病や尿崩症、甲状腺機能異常)

🦷発熱、下痢、嘔吐、過剰な発汗、出血などによる体内の水分量の減少

🦷放射線による障害(がんの治療等)

🦷神経性の要因(頭頚部の外傷や手術で唾液腺に関わる神経が障害されたとき、あるいはうつ病)

🦷加齢による唾液分泌量の減少

🦷薬物の副作用によるもの(利尿剤や降圧剤、抗うつ薬、抗不安薬、抗パーキンソン薬)

このように、ドライマウスは様々な原因によって生じるので、既住歴や使用薬剤、全身疾患の有無などの発症原因を調査して、適切な治療を行います。口腔粘膜に塗布するジェルや口腔内を潤す洗口液が効果的ですよ!(∩´∀`)∩

 

 

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