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歯周病菌が脳梗塞の原因になる!?
皆さんこんにちは。
渋谷ルーブル歯科矯正歯科です。
さて、今日は歯周病がからだの健康にも影響してくる
というお話です。
皆さんは歯周病がからだにどんな悪影響を及ぼすかご存知ですか??
現段階で歯周病との関連が特に強いと考えられている主なからだの病気は
①脳梗塞 ②動脈硬化 ③心筋梗塞 ④糖尿病 ⑤誤嚥性肺炎 ⑥早産・低体重児出産
があります。知っていたものはありましたか??
それぞれの病気によって歯周病菌の果たす役割は異なります。
歯周病菌自体が直接的に悪さをすることもあれば、歯周病菌が起こす炎症が引き金となって、全身の病気に拡大することもあります。
これからのお話の内容が皆様の歯周病の治療をうけたり、
歯医者さんに検診に行ってみようかな?だったり予防に
取り組むモチベーションとなれば・・・と思います!
今日は、歯周病菌が脳梗塞や心筋梗塞をおこす?
というお話をします。
なぜ、歯周病菌が脳梗塞や心筋梗塞をおこすのかというと歯周病菌の死骸が血管の中に詰まるといわれてるからなのです!!
●脳の血管が詰まっておこるのが脳梗塞
●心臓の血管が詰まって起こるのが心筋梗塞
どちらも命に関わる恐ろしい病気ですよね。
では、歯周病とは関係なく血管が詰まる仕組みをお伝えします。
血管が詰まる主な原因の【動脈硬化】は一般的に血管の内壁にコレステロールが蓄積、脂肪分が沈着することで起こります。
血管内壁にお粥やヨーグルトのようなかたまりができるのです。
このかたまりは、厚くなると血管を塞ぐだけでなく破れることもあるのです。そうすると、血流にのって心臓や脳の血管に達して血栓となり脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。
これと似たようなことが、進行した歯周病でも起こり得ると考えられています。
具体的に述べますと、炎症を起こした歯茎から入り込んだ多数の歯周病菌が血流にのってからだをめぐります。
彼らは、血管の内壁に入り込んで堆積します。すると、「細菌が集まっている、大変だ!!」とマクロファージなどの白血球がやってきて歯周病菌を食べます。食べた後は死骸となってその場に残ります。
これが先ほど述べたお粥のようなものになり動脈硬化を起こして血液の流れを阻害する、さらには破れて血流により運ばれ血栓となるというのが現在考えられているパターンです。
実際、動脈硬化を起こした血管から歯周病菌の遺伝子が検出され、因果関係が注目されているんですよ。
・・・どうでしたか??とても怖いですよね。。
自らが気を付けていれば防げる可能性のある病気。
自分には関係ないと思わず、耳を傾けてみてください!
以上、渋谷ルーブル歯科矯正歯科のブログでした。
また次回も歯周病菌によるからだへの悪影響のお話をしますのでご覧になってくださいね。