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歯を強くするフッ素について
こんにちは!
今日は、フッ素についてお話して行きたいと思います。
日本では、なじみがあまりないですが外国では水道水のフッ素を加えたりして、虫歯予防に利用しています。
この、水道水フロリデーションを国全体で100%実施している国はどこでしょう?
正解は、マーライオンで有名なシンガポールでした‼
ちなみにアメリカは、66%
オーストラリアは、80%だそうです。
★このフッ素を使った虫歯予防の方法としては、なんと74年も歴史があるほどメジャーです。
虫歯予防に適した濃度のフッ素が入った水道水(0.6~1PPM:1ℓに0.6㎎~1㎎のフッ素を含む程度)
を日常的に飲んだり、料理に使ったりしていると、生えている歯だけではなく、顎の骨のなかで作られている歯も強くします。
でも、水の中にどれくらいはいっているかはその地域の水質によってマチマチ。
天然の水に十分な量のフッ素が入っているところもあれば、そうでないところもありまあす。
日本の水道水には、フッ素は入っていません。
でも、例外的に米軍基地の水道水には入っているそうです。
★アメリカの兵隊さんの歯の健康のために、1970年から、基地内の施設で水道水にフッ素が添加されています。
日本の水道水のフッ素濃度は平均で0.08PPM未満とごく低いので、虫歯予防に効果を発揮する0.8PPMになるよう、フッ素をくわえています。
濃度が適正に保たれているかは、専門の分析員さんが毎日水を摂取して測定しています。
★日本は歯磨き材でフッ素を使うのが盛んですが、でもそれは水道水で長年安全に使われてきて、虫歯予防に効果を発揮してきたことがベースになっているのです。
歯磨き剤のフッ素は、水道水のフッ素からはじまりました!!
日本は、水道が普及しているのでフッ素を水道水に入れればうってつけだと思います。
虫歯予防にとって適切な濃度のフッ素が水道水に入ってると、そこで生活しているだけで体にフッ素が供給されます。
ということは歯磨き剤を買ったり、歯科医院でフッ素を塗るお金の余裕がない人も、日常生活のなかでフッ素の虫歯予防効果に浴せます。
水道水フロリデーションは、公衆衛生的に健康格差を減らし得る方法なのです。と荒川先生は言われています。
★ちなみに、日本の歯磨き粉のフッ素含有量は1450PPMです。
歯磨きした後はなるべくうがいは1,2回にするとお口の中に残りやすいですよ!
フッ素ジェルを使用されている方は、歯磨きをせずに塗ると効果を発揮できません。なぜなら、歯の表面に汚れが残っているからです。
しっかり歯磨きを行いましょう。
近い将来、日本もシンガポールのように水道水フロリデーション率100%になると嬉しいですね!!
それまでの間は、歯医者さんでフッ素塗布をしてもらいましょう!!!